遊木の空き家改修プロジェクトですが、先日解体作業を行いました。
作業は、研究室のメンバーに加え、地元の高校生にも手伝ってもらいました。
解体作業は初めてでしたが、想像以上の重労働でした。畳をはがしたり、天井や壁を壊したり、キッチンを取り外したりなど。
1日では全ての解体は完了せず、主に1階部分の解体作業を中心に作業しました。
案の定、次の日は体がばきばきになっていました。
実際の解体の様子は写真の通りです。
この写真は1階の和室で、解体前後の写真をピックアップしました。
実際に経験して、大変だったことは、体力以外にもあります。
それは生じる廃材の処理です。壁や天井を壊して生じたセメントや木材などは、膨大な量があり、それらを運び出すだけでも負担が大きいなと感じました。
また、印象的だったことも1つあります。
道具さえあれば、素人でも解体作業はある程度実行可能であるということです。
以前は、解体作業はそれこそ業者でなければ困難な作業だと思っていました。しかし、体力と道具さえあれば、全ては難しくとも、内装をはがす程度であれば誰でもできると学びました。
この家はおしゃれなゲストハウスに生まれ変わる予定です。定期的に経過を報告いたしますので、ぜひまたこの記事を覗きにきていただければ幸いです。
早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻高口研究室 修士1年 西出知世 2022年9月29日
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