こんにちは!nojimokuインターンに参加した、後藤です。
今回は、nojimokuの製品が、実際の建物の中でどのように使用されているのかを見学する施工事例視察のレポートです。
視察に連れて行って頂いたことで、nojimokuがこういった機会を大事にされている理由を、実感を持って理解することが出来ました。
最初に伺ったのは、個人宅の新築見学会。
住宅の見学会への参加も、設計士の方からお話を聞くのも初めての体験で、緊張と楽しみとでドキドキしていました。
杉の小幅板が、洋室から和室にまたがって使用されており、どちらの雰囲気にも寄り添いながら、自然に空間を変化させていました。
洋と和、どちらにも合う小幅板ってすごい…と改めて製品の魅力を実感。
その中でも、木柄の色合いが洋室で少し淡く、和室で少し濃く揃えられており、施工された方の気配り、こだわりを感じることができました。
また、施主さんにもお会いし、喜びの声を一緒に聞くことが出来たのは、なんだか私まで誇らしくなるような体験でした。
次に、京都にある絵本カフェ「ラバーズスクレート」さんに伺いました。
広々とした高い天井が印象的で、壁一面が本棚となっており、自由に絵本を読むことが出来ます。その日は絵本の朗読会もあってたくさんの子どもたちが楽しそうに絵本を読んでおり、とても素敵な空間でした。
nojimoku の材は、外壁と構造材に使われており、特に柱のグレーがかかった色が店内の落ち着いた色味と合っていてとてもかっこよく、印象的でした。
柱には「ウッドロングエコ」という塗料が塗られており、暗い色味となっています。これまで無垢の木目を見ることが多かったため、自分にとって新しい木材の表情でした。
ここでも店員の方からお話を聞くことができ、木材の音の響きが良い、とても気に入っている、といったうれしいお言葉を頂くことができました。
最後に、大阪にある「クリーニング専科&コインランドリー みやこ屋 長尾店」に伺いました。
コインランドリーの方では、桧の小幅板と杉巾接ぎパネルで作られたテーブルが置かれています。
小口が見えているのがとっても可愛い。このように家具やインテリアとしても使用されている事例も見ることが出来ました。
細かなデザインにもこだわりが見られ、こんなにおしゃれなコインランドリー、初めてです。
伺った時にはお昼休み中で、残念ながらガラス越しだったのですが、クリーニング店の方は桧の小幅板が内装に使用されています。
桧には和風のイメージが強かったですが、幅を細かく合わせることでシャープな印象に。曲面の柔らかさとも相まって、なんとも可愛らしい雰囲気でした。
nojimoku社員の方の、自社製品への想いの強さ、そしてどうしたらもっと良いものが作れるか、という気持ちを近くで感じ、その真剣な眼差しに感動しました。
今回の視察を通して、製品を使う人、実際に製品と暮らす方の気持ちを知ることで、製品のことももっと知りたいと思うようになりました。
この見学会に、インターンシップの途中で参加できたことで、その後体験させて頂いたお仕事の中身をさらに深く味わえたと思います。
インターンシップの全貌については、また別の記事で書かせて頂いております。
林業を志す学生が、nojimokuで過ごした1週間(インターン生レポート)
上記のような素敵な製品を作られる、nojimokuの魅力を頑張って書いた(書ききれないですが)ので、こちらもぜひ読んでいただけたらうれしいです。