こんにちは!
私は、早稲田大学創造理工学部建築学科3年(参加当時)の山上円花と申します。
3/3~3/4の2日間、のじもくツアーに参加させていただきました。
今回ツアーに参加させていただいたきっかけは、大学の特別授業でnojimokuさんの紹介と講義が印象的だったからです。木材については材料や材質としての科学的な部分を多く学び、製材所という場所や木取りなどはほとんど学んできませんでした。特に私は、木材という材料に興味があり、森林から木材がどのように出来上がるのか、どのような生産の流れがあるのかを知りたいと思いました。
のじもくツアーはこのような2日間でした▽
【1日目】
名古屋まで新幹線で移動した後、熊野市駅に向けて特急電車に乗りました。3時間ほどかかる移動でしたが、徐々に、海と連なる山々の景色に変わっていく風景にわくわくしました!
熊野市駅で降車すると、駅では野地社長が迎えてくださり、1日目は熊野の観光をしました。
鬼ヶ城~花の窟~大丹倉~千枚田の流れで、たくさんの場所に連れていただきました。とくに印象的だったのは大丹倉の景色です。山からさらに周りの山々を見渡しこの景色は大きな財産だと感じました。天気の関係で空から後光のように降り注いで神々しく感じました。


こんなに全身で自然の中に身をおけたのは久しぶりで、熊野の歴史と自然に圧巻でした。
夕方には、木挽座というショールームにいき、バーカウンターにてコーヒーをいただきました。『木挽座』という名前にも深い理由があり、製材がだれもがひくほど夢中になり楽しめる空間と歌舞伎座と掛け合わせたとか…。「クロカベヒノキ」から内装の「こなみいた」にわたる、美しい木が全身で感じられる心地よい空間が魅力的でした!


【2日目】
不思議にも自然に気持ちよく起きられた2日目は、9:00からスタートしました。
まず、木挽座にて講義とセーザイゲームを行いました。今回は競りを抜いて、製材の部分のみを切り取って行いましたが、やってみると難しい…。セーザイゲームは製材を知らない人でも楽しみながら学べるので学校の授業などでも広まってほしいと思いました。私ももう一度チャレンジしたいです!!
基本的な木材の生産の流れや現在の課題などを中心に学ぶと同時に、尾鷲桧や熊野杉の美しさや品質をどう伝え、広めていくかを多角的な方法で行っていることも知ることができました。私自身も製材所というのがどのようなものか木材の生産や木取りについて、具体的に知ることができて貴重な時間となりました。

工場見学では、見たことのない製材所の様子や丸太の様子に圧倒されました。製材の過程で職人さんの目利きや切り出し方などがスピーディーに行われていることに驚きました。特に、nojimokuさん特有の品質や美しさを規格化し、相手にわかりやすく伝えるノジス規格はとても興味深く、関心を持ちました。さらに、木材の生産過程においての環境負荷をなくすための、職人さん一人一人のアイデアなども尊重する環境こそが木材や野地木が広まり、支持される理由なのだと思いました。


【2日間を通して】
尾鷲や熊野の環境と地域の中で、その地を知り、その地の資源を生かした唯一無二の製材所に今回出会うことができました。現在林業から建築は踏む段階やお互いの理解などが乏しい部分もあり、私自身も製材などは特に学んできませんでした。しかしながら、のじもくツアーを経て振り返れば、大丹倉の景色もきれいで圧巻だけではなく、現在の林業においての問題が目に見えてわかりました。熊野に根差す自然や歴史とともにnojimokuさんを知ることで、『木』という素材にますます興味が湧きました!私自身、材料学や木材と建築についてより学んでいこうと思っています。
そして、この二日間案内や講義だけでなく、車でたくさんのところに連れて行ってくださいました。移動中では野地社長の熱い思いから、人生についてまでたくさんお話ができたことも、いい思い出になりました!
最後に、今回ののじもくツアーでは野地社長やご家族の皆様、nojimokuの社員の皆様、あぶでんの民泊でお世話になった結子さんとたくさんの方にお世話になりました。みなさんとてもやさしくて今回のツアーを楽しく過ごせ、非常に貴重な経験と思い出になりました!
ありがとうございました!
