こんにちは。
今年度から nojimoku さんとの共同研究に参加させてもらっています、早稲田大学高口研究室修士 1 年の銅木です。
先日高口研究室が改修/運営をお手伝いさせてもらっている遊木町の民泊、「IHOKI BASE」が完成し、内覧会を実施しました。(内覧会の様子は別途紹介させてもらっていますのでそちらも合わせてぜひご覧下さい!)
内覧会の実施に際し、 2 月、5 月と既に二回出張に行かせてもらいましたが、私自身熊野に行くのは実は今回は初めてでした。熊野と聞くと豊かな森という印象はありましたが、いざ行ってみると熊野の自然の豊かさに圧倒されます。
特にIHOKI BASEの1F テラスから広がる景色は圧巻です。夜になれば遍く星も見え、普段はなかなか見ることのできない景色が広がっています。
さて、無事に内覧会が終了し、スタートを切ったIHOKI BASEですが、テラス部分にウッドデッキを設置する計画を進めています。
単にウッドデッキといっても今回は実験的な要素も含めて拘りポイントがいくつかあります。
1 つ目は、ウッドデッキがIHOKI BASEの活動拠点になるよう、開口から入り江側までを広々と使った設計にすること。実は内覧会の後まだウッドデッキを設置していない状態のテラスでBBQをしたんですが、徐々に沈む夕日を見ながらの食事が最高でした。
2 つ目は、グリーン材やKD材の無垢材も含めた、塗装の違いによる木材の経年変化を観察してみようというもの。使用材は檜材を想定しており、塗装剤は5種類程塗り分けて使用予定です。nojimokuさんとの共同製作ならではの様々な発見に期待したいです。
というわけでIHOKI BASEを更に魅力的な場所にできるよう頑張っていきますので完成楽しみにしていて下さい!
完成は 5 月末、熊野 No.1 フェスタ後を目標にしていますが詳細はまた追って共有できればと思います。
それでは!
文責:早稲田大学高口研究室 銅木 彩人