2024.08.05 Mon

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野地伸卓

熊野こどもだいがっこう2024いよいよ開催

#おもしろさ、ふつふつ。, #トピック

こんにちは。野地伸卓です。

いま私が関わっている活動『熊野こどもだいがっこう(以下「KKD 」)』についてのお話しです。

熊野こどもだいがっこう(KKD)とは

こどもたちが熊野の豊かな自然や文化、仕事体験を通じて熊野地域の魅力を発見する教育プログラムです。こどもたちに熊野地域の魅力を知ってもらった上で、今後の進路に進んでほしい。そんな願いが込められています。

KKDの特徴は、地域で働く大人と地域外の大学が共同で教育プログラムを開発し、大学生が主体となってこどもたちに熊野地域の独自性や仕事の魅力を教えることです。熊野地域には大学がありませんが、熊野地域で研究活動をしている早稲田大学、近畿大学、三重大学の力を借りて開催します。

地域の持続なくしてnojimokuの持続なし

僕たちは地域の資源である木を扱う仕事をしており、それ故に地域の持続がnojimokuの持続に欠かせません。

また、製材所には人も欠かせません。特にnojimokuのモノづくりは装置やテクノロジーよりも、人の技術やひらめきを活かすモノづくりによって営まれ、今日までなんとか生き残ってきました。

僕らの地域の未来づくりが、nojimokuの未来と密接に関連しており、地域資源と人を育むことが僕の重要なミッションであると感じています。

林業の他にも熊野地域の主な産業は、農業、漁業といった一次産業と観光産業であり、nojimokuと同様に地域の持続なくして産業の持続はありません。逆もまたしかり。

僕らの地域産業を担う一番重要なリソースは「人」です。そしてその「人」という貴重な資源は、時間と労力と熱量をかけて育まないと増えません。

僕の言う「人」とは数字的な人口という意味ではなく、地域に魅力を感じ、熱量を持って誠の行動ができる人。

つまり人による熊野地域を活かす行動の総量を増やし、明るい未来を創りたい。

その為に地域の子どもたち、全国の若者たち、そして僕ら大人たちが一緒に熊野地域の魅力を深掘りし、学びを得て成長していく必要がある。そのための企画が、熊野こどもだいがっこう(KKD)です。

昨年はテスト的に第0回として開催しましたが、今年は正式に第1回を開催します。
多くの大学生が関わってくれて、企画、運営、広報までを手がけてくれています。
今年参加してくれる小学生たちが特別な体験を通してどんな大人に成長していくのか楽しみですし、この活動がこの地域の未来にとって役立つよう、私も最善を尽くして参りたいと思います。

引き続き報告していきますね!

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