8月24日から1泊2日で、第2回熊野こどもだいがっこうの漁業・水産業パートを実施しました。目的は、漁業に関わる仕事をされている方々と、海から食卓まで水産物が巡る一連の流れを体験し、楽しく漁業・水産業について学ぶことです。
【8/24-25 漁業・水産業体験(担当:三重大学 坂本研究室)】
(1日目)
少年自然の家の研修室で、13時から開会式を行いました。

子供たちは最初こそ緊張した面持ちでしたが、アイスブレイクとして行った絵しりとりを通して、緊張が解けた様子でした。

最初のプログラムでは、畑辰商店の畑井さんのご指導の下、干物づくりを行いました。魚を開き、はらわたを掃除し、塩水につけた後、網に並べ干すという、干物づくりに必要なすべての作業を子供たちは体験することができました。魚をさばくのが上手な子供たちが多くて、子供たちの吸収の早さに驚かされました。


作った干物は、次の日のお昼ご飯で頂きました!


夕食とお風呂は少年自然の家にお世話になりました。
また、1日の最後に、大人と大学生で会議を行いました。今日の振り返り、子供たちの様子、明日の打ち合わせなど、イベントの運営に関わる重要な意見交換の場となりました。
(2日目)
朝4時に自然の家を出発し、磯崎漁港へ定置網漁の体験に向かいました。実際に、漁師さんと漁船に同乗し、漁場へ向かいました。


漁場へ着くと、定置網をたぐり寄せ、かかった魚を引き上げる作業を体験させていただきました。子どもたちは、とれたてのイカを味わったり、漁師さんに質問したりと、ここでしかできない貴重な体験を思い切り楽しんでいました。


その後、私たちは市場やせりの見学のため、遊木漁港へ向かいました。先ほど漁船で獲った魚が市場に並ぶ様子を目にし、子どもたちは魚が売られていく仕組みを体験しながら学ぶことができたのではないかと思います。


自然の家へ戻った後は、BBQの準備をしました。前日に干した干物、漁師さんにもらった魚のお刺身、畑辰商店さん提供の干物など、豪華な昼食を頂きました。みんなで、おなか一杯になるまで海の幸を堪能しました。

最後に、閉会式として、林業への橋渡しとなるお話をしました。子供たちは、早朝からの活動で疲労困憊の様子でしたが、そのなかでも林業・製材業パートへの導入のお話を真剣に聞いてくれました。

二日間を通して、熊野の漁師さんのお仕事や水産物に関する食育を実践的に学ぶ、盛りだくさんのプログラムとなりました。魚を「獲る・売る・調理する・食べる」という一連の流れを、子供たちに肌で感じてもらえたと思います!
三重大学 かわい はる
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