先日、秋田へ。
みえ木の家ネットワークの皆さんと、もるくす建築社さんの建築視察へ行ってきました。
オフィスである美郷アトリエは、木と土、石などがたくさん使われ、解体された家の古い木材をアップサイクルし、断熱材として再利用。
南側には大きな窓を設け日射を取り込み、土の床に蓄熱され、室内を暖めてくれる。昔ながらの素材が作り出す空間の心地良さに感動。
建築の過程では、CO2をできるだけ出さないように基礎から見直されていて、解体時にも環境に負荷がかからないよう配慮した素材を使う。特に印象的だったのは、環境への配慮をお施主様に訴えることなく、あくまで自分が正しいと思うことを淡々と実行されている姿でした。
夜に訪れた「おしゃべりきのこ」での食事は、温かく、丁寧に作られた料理と、それに寄り添うようなナチュラルなワインがとても美味しく、佐藤さんの建築とどこか重なるものを感じました。
心豊かになるような、充実した2日間でした!