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設計 吉田夏雄建築設計事務所

施工 株式会社山幸建設

撮影 山内紀人

外壁材
シリーズ

経年変化も楽しむ
あたたかみのある外壁材

家の外観を大きく左右する、外壁材。金属系、樹脂系などさまざまな種類がありますが、nojimokuの外壁材シリーズは、自然木ならではのあたたかみ、手触りをいかした新たな選択肢です。国産材の良さを最大限引き出す製材・加工はもちろん、長期的な視点から木材の変化と向き合うため、塗装材やその方法の検討も自社で行っています。

気の利いた木の外壁

環境と調和し変化する味わい

木目が家にやわらかな表情を加え、周りの自然環境に調和する佇まいに仕上がります。ぎらつかず、温かみのある雰囲気をもとめる方は、ぜひご検討ください。
日光や風、雨などストレスを受けることの多い外壁材ですが、環境や用途に合わせた適切な加工を施すことで、安心してお使いいただけます。また、経年変化を楽しむことができるのも、木ならではの特徴。年月を重ねることで、さらに深い味わいへと変化していきます。生活に寄り添う、自然素材ならではの落ち着いた雰囲気です。

chainsaw

痒いところに手が届く独自形状

外壁の施工は、ただ板を並べるシンプルな作業に見えて、実は大工さんによる細かい調整が必要です。nojimokuでは現場での調整作業を最小限に抑えるため、独自の加工を施して納品しています。決して派手ではありませんが「痒いところに手が届く」とよく言われます。
その他、雨仕舞を良くする工夫など、小さなワザがたくさん詰まったnojimokuの外壁材シリーズ。縦張りにも、横張りにも対応しています。もちろん、オーダーメイドにも対応。お問い合わせください。

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外壁材の納入事例

House H
設計:岸本吉正設計事務所、施工:大同工業株式会社、撮影:山内紀人

山暮らしの家
設計:ひだまり設計工房、施工:株式会社ひだまり設計工房、撮影:Smart Running 小泉一斉

森のクリニック
設計:山下貴成建築設計事務所、施工:株式会社栄港建設

外壁材シリーズの
オプション

仕上げ

表面粗木加工

粗木状態の表面仕上げ加工。
表面を荒く仕上げることで、塗料がよく浸透し、塗装の耐久性を高めるための加工方法です。

サンダー(番手変更可)

サンドペーパーの粒度を荒くすることで、表面仕上げを粗くし、塗料の浸透を促進し、塗装の耐久性を高める特性を持った仕様です。

塗装

ウッドロングエコ

ウッドロングエコは粉末製品です。
水で溶いたウッドロングエコ水溶液を木材に塗布することで、木の表面や断面から腐朽菌を入りにくくする表面処理用の水性木材防護保持剤(屋外用)です。はじめから経年変化しているような色合い、木の風合いを活かした質感が人気です。

プラネット

外部での耐候性が優れており、お城の外壁などにも塗装されている自然塗料です。コテバケを使用すると簡単に塗装出来るので、特にメンテナンスが必要なウッドデッキなどにも最適です。

オスモ

オスモカラーは、ひまわり油などの自然の植物油由来の自然塗料。
ペンキに使われている合成樹脂が入っていません。
揮発性有機化合物(VOC)は不使用。大気汚染がなく、施工時にも人体への悪影響がありません。

キシラデコール

発売以来50年以上の実績を持つ木材保護塗料の定番ブランド。多くの採用実績が高い防腐・防カビ・防虫効果を証明しています。
木材に浸透し、表面に余分な塗膜を作りません。木の通気性を保つため木の呼吸を妨げないので塗膜のフクレ、ワレがおこりにくいです。

※その他の塗装にも対応しております。

加工

本実サネ長加工

加工形状は本実突付加工ですが、通常の実よりも長くすることで、すいてきても実がはずれない形状にしました。
また雨があたり外壁材が濡れると木が膨張して膨らみ、おしあげてカップになることもあるので、それを避ける為に2ミリ透かして施工することを推奨しています。
そしてメス実の裏側を2mm透かせる形状にし、材が伸びた時のクッション性を確保しました。

ヨロイ加工

昔から雨水を防ぐことを目的に外壁の横張り時に使用されてきた伝統的な張り方の鎧張り、下見板張りに使用する加工形状です。まさに鎧のように板を重ねていく張り方で、板の上下の厚みが異なり、実加工は、本実と相決の2種の加工形状があります。伝統を大切にしながら現代的な製品として調和させた、ひと手間かけた加工形状です。

面取りなし

既製品として面取り処理が施された製品ではなく、フラットで均一な仕上がりを目指しているお客様の要望から、この加工形状が開発されました。この加工形状は、本実突付加工において、面取りの大きさを通常1mmとするところを、0mmの面取りピン角に仕上げる仕様になっています。

面取り極小

通常、本実突付加工において面取りの大きさの仕様は1mmとなっていますが、この製品では0.5mmほどの小さな面取りに仕上げられています。この加工形状は、しっかり面取りされた既製品とは異なり、できる限り小さく見せたいというお客様のご要望に応えたものです。

エンドマッチ加工

外壁材の木口部分に本実(ほんざね)加工を施すことで、外壁材の長手方向にジョイントができます。(オプション) <長さの規格サイズ> 1818,2727,3636 ※他の長さは要問合せ 

等級について

一本の丸太を製材すると、切り出された箇所や丸太によって、様々な個性を持つ木材ができあがります。nojimokuでは、用途や質などを鑑み、節や色合いの違いをもとに、これらを大きく7つの等級へと振り分けています。

HINOKI

ムジ
MUJI

節は入りません。

ム・上
MUJI JOKO

直径 4mmくらいの節が入ることがあります。

生節(埋木)

IKIBUSHI

死節には埋木処理、生節にはパテ処理を施しています。

SUGI

源平ム・上
GENPEI
MUJI JOKO

赤身と白太の両方の色が入ります。直径 4mmくらいの節が入ることがあります。

源平生節(埋木)

GENPEI
IKIBUSHI

赤身と白太の両方の色が入ります。死節には埋木処理、生節にはパテ処理を施しています。

赤ム・上
AKA
MUJI JOKO

赤身だけです。直径 4mmくらいの節が入ることがあります。

赤生節 ( 埋木 )

AKAIKIBUSHI

赤身だけです。死節には埋木処理、生節にはパテ処理を施しています。

Q & A

Q.準耐火仕様はできますか?

A.nojimokuでは準耐火構造JBN仕様に対応可能です。詳しくはお問合せください。

準耐火構造JBN仕様について https://www.jbn-support.jp/builder/service/fireproof/

Q.どんな仕上げができますか?

A.仕上げによって塗装剤の浸透具合が変わるため、耐久性のご希望などに合わせてご案内しております。詳細はご相談ください。

Q.埋木が取れることはありますか?

A.自然木ですので、時間が経つ中で取れてしまうことがあります。節なしの木材を選んでいただくか、塗装をすることで多少その可能性を下げることもできます。その他、対応や軽減法などについてはご相談ください。